どうも古山です。
今回の記事ではシンクタンク(ThinkTank)について書いていこうと思います。
ネット上の比較サイトの評価では様々な事を言われていていますね。
シンクタンク(ThinkTank)が言うには、ここに登録後25000名が純資産1億円以上を形成といううたい文句を使っています。
1億円?!!!
これが本当だとすればかなり凄い投資顧問という事になります。
それではさっそくサイト内でどのようなサービスを展開しているのか、私なりの評価を下していきたいと思います。
このページでは利用者からの評判はどうなのか、他比較サイトの評判は信用できるのかわかりませんので、利用者の皆さまからシンクタンク(ThinkTank)の口コミも募集しています。
販売業者:株式会社 フライト
運営責任者:淺沼 知輝
住所:千葉県船橋市咲が丘二丁目19番8号203
アドレス:info@div-word.com
電話番号:0120-935-406
URL:http://www.div-word.com/
備考:TOPページのURLにアクセスしてもサイトは表示しません。
Themeがリニューアルしたサイト
まず、私がシンクタンク(ThinkTank)を知った経緯ですが、ある株式投資情報サイトの比較をしているサイトで以前私も取り上げた事があるThemeというサイトを優良サイト認定しているのを発見しました。
「Themeは確か金融商品取引業無登録の業者だったはず…」
優良サイトに認定をされているのを疑問に感じながら何気なくリンクをクリックしてみると、『http://www.div-word.com/landing01/』のURLへと誘導をされました。
かなり縦長のページなので集客用のランディングページなのでしょう。
ですが、サイトには思いっきり『ワード』という表示。
そうです。
このページをご覧の方なら知っているかと思いますが、『Theme』というサイトは『ワード』というサイトがリニューアルしたサイト。
単純に昔の表記のまま、名前を変更し忘れているだけなのかなとその時は考えました。
しかし、ページの最下部を見てみると、『Copyright (C) シンクタンク(ThinkTank) All Rights Reserved.』と書かれてあります。
「???」
『Theme』へのリンクを踏んだわけですから、表示に誤りがあるとはいえ『Theme』のページであると考えていたのですが、この時初めて『シンクタンク(ThinkTank)』というサイトを認識しました。
メールでリニューアルの案内
まずはこちらの画像を見てみて下さい。
『Theme』の集客用のランディングページだと思ったページが実は『シンクタンク(ThinkTank)』のものだったので、もしやと思い普段株式投資情報サイトに登録をしているメールアドレスを確認してみました。
やはり来ていました。
7月21日に7月24日に『Theme』が『シンクタンク(ThinkTank)』へとリニューアルをするというメールが。
リニューアルの内容として、株式投資情報会社3社と業務提携を結んだようですが、この3社と合併となる事。
新たに10億円の予算を用いて過去の体制を一新する事。
これらの案内が記載されていました。
普通こういった企業合併の案内をする場合、真っ当な会社であればどこの会社とどこの会社が合併するのか詳細もきちんと案内をします。
金融商品取引業無登録の会社が運営する株式投資情報サイトがリニューアルする際に、企業合併を理由にするサイトを何度か目にしましたが、やはりその時も合併する会社名の表記はありませんでした。
自然に考えて会社の名前を出さないという事は、そんな話は嘘デタラメな作り話という事なんだと思います。
株式会社フライトについて
運営会社の株式会社フライトについて見逃せない事があります。
金融商品取引業の登録を行わずに投資助言業を営む会社には、関東財務局から警告がいきます。
株式会社フライトも例にもれずに平成29年6月に警告がいっているようです。
これを見ると備考に『Theme』と『ワード』というサイト名が表示されています。
この2サイトの名で無登録なのに投資助言業を行っていた事に対して警告を受けたと考えられます。
警告を受けたのが6月。
サイトをリニューアルするとしたメールが届いたのが7月21日。
実際に『シンクタンク(ThinkTank)』として運営を開始したのが7月24日。
リニューアルというか、財務局から警告を受けたのでサイト名を変更したかっただけというのがこの一連の流れの真相のようです。
ちなみに、国税庁の法人番号サイトで『シンクタンク(ThinkTank)』上に記載の住所を検索してみると下記画像の画面が出てきます。
平成28年10月11日にプロシードアセットマネジメント株式会社から会社名を現在のものに変更。
平成28年10月13日に東京都千代田区丸の内1丁目3番1号から登記住所を現在のものに変更。
気になるのが旧住所です。
旧住所を調べてみると、同じ番地に東京銀行協会ビルヂングが出てきます。
これ本当にこの住所で登記できていたのか疑問です。
シンクタンク(ThinkTank)が提供するサービスについて
ここからはシンクタンク(ThinkTank)で提供されているサービスについて言及していきます。
実は、シンクタンク(ThinkTank)のドメインである『シンクタンク(ThinkTank)』にアクセスをしてもサイトが表示しません。
集客用のランディングページとログイン後の会員ページを見ればサイト上でどのようなサービスが提供されているのかを見ていきたいと思います。
まずは集客用のランディングページを見てましょう。
シンクタンク(ThinkTank)の集客ページは7つ?!
私がある比較サイトから誘導されたのは『http://www.div-word.com/landing01/』でした。
URLを見てみると「landing01」の部分何かにおいませんか?
試しに最後の数字を2.3.4…と変更をしてそれぞれアクセスをしてみました。
すると合計で7つの集客用のページがある事がわかりました。
『http://www.div-word.com/landing01/』
『http://www.div-word.com/landing02/』
『http://www.div-word.com/landing03/』
『http://www.div-word.com/landing04/』
『http://www.div-word.com/landing05/』
『http://www.div-word.com/landing06/』
『http://www.div-word.com/landing07/』
これらの集客用のページはTOPの画像が『ワード』になっているものの、ページ下部に『シンクタンク(ThinkTank)』の文字が確認できるので、『シンクタンク(ThinkTank)』の集客ページと判断できます。
全て同じデザインなのかと思いきや、時折同一の画像を使っていたりするものの、基本的には違うデザインのものを利用しているようです。
ではこれより会員ページで確認できるサービスに言及していきます。
強制テンバガー達成銘柄
私が会員ページにログインをした時に提供されていた有料情報が『強制テンバガー達成銘柄』というものでした。
商品購入の画面で上記のように「強制テンバガー達成銘柄+マスタープレジデントコースご参加権利」というように記載がありました。
『強制テンバガー達成銘柄』は、専用ページを用意してまで説明がされてありますが、『マスタープレジデントコース』なるものの説明ページをこの時点でみつける事ができませんでした。
『マスタープレジデントコース』というものが何なのかわからない状態です。
これは置いておいて、専用ページが用意されている『強制テンバガー達成銘柄』にふれていきたいと思います。
『強制テンバガー達成銘柄』の専用ページには、平井なる人物から代表の三田村氏などの上層部の人間と交渉し、私に対して『平成最大級の大化け情報』と『国内最高峰と断言できる投資環境』をプレゼントするという文章が確認できました。
まず最初に、取り組み期間が1ヶ月で目標株価が10倍の銘柄を提供してくれるとしています。
さらに続けて、1年で20銘柄程のテンバガー銘柄が出ているうち、投資業界には作られたテンバガーが多数存在するとしています。
この作られたテンバガーを事前に知る事が利益に繋がるというような書き方をしている事に、驚きをかくせません。
シンクタンク(ThinkTank)では、15の「投資情報会社」「国内外の大手資金筋」「数十億円の資金規模を持つ投資グループ」と協力を取り付けており、強制的にテンバガーを作るような言い回しです。
そしてここで初めて『マスタープレジデントコース』という単語が出てきます。
なんでも『強制テンバガー達成情報』は新設されたシンクタンク(ThinkTank)の最上級投資コースの『マスタープレジデントコース』で通常は提供されてるものだそうです。
なので本来は、参加できない所を平井なる人物が上層部と交渉して通常500万円支払う必要があるのを無料で参加できるようにしたかったが難しいので、500万費用がかかるものを大幅減額すると言っていました。
何を言っているのでしょうか?
商品購入画面の金額を見るに50000円です。
500万円かかるものを50000円で提供するとしています。
普通の感覚を持った人間であればこんな話を信用するはずがありません。
マスタープレジデントコース
Themeからシンクタンク(ThinkTank)へとリニューアルをされたのに伴い新たに新設されたコースだそうです。
なんでも、国内最高峰の投資情報・環境・最高利益を約束してくれて、シンクタンク(ThinkTank)に寄せられる情報の中でも最上のものを提供するとしています。
シンクタンク(ThinkTank)に寄せられる情報というのが具体的にどこからどんな情報が寄せられるのかは一切明記されていません。
1ヶ月辺り500~1000%の利回りを想定しているそうで、参加にあたり下記の特典があるとしています。
【特典1】
シンクタンク(ThinkTank)を利用する上で永続的に90%オフの『永続ディスカウント。』
【特典2】
全ての情報において最優先で情報を取得する権利の『エグゼクティブオーダープラン。』
【特典3】
一度参加した情報でも、関連銘柄や情報元から続報があった際に利益が取れる形式・銘柄に随時アップグレードされる情報の自動アップグレード』
【特典4】
地政学的リスクや天災、有事の際に推奨銘柄が下がった時の為に代替銘柄や料金のプールを行う『補償サービス』
【特典5】
ギフトカードやペア食事券、選べる豪華ギフトを届ける『数々の特選ギフト』
【特典6】
シンクタンク(ThinkTank)負担で投資界の著名人や講師を招いての『マスタープレジデントメンバーによるディナーショー』
参加をするとこれら6つの特典がついてくるそうで、参加は年会費500万かかりさらに審査があるそうです。
審査の基準などは明記されていません。
シンクタンク(ThinkTank)のサイト説明ページ
『シンクタンク(ThinkTank)とは?』というページがサイトの説明ページにあたるようです。
ここには他社で得られない4つの安心があるとしています。
【その1有利な投資環境】
他の投資会社は銀行・証券会社というような情報元を共有しているが、シンクタンク(ThinkTank)の情報源元は独自のものなので他とは違う投資環境を用意できるとしています。
そもそも情報元とは何でしょうか?
私の理解では投資助言業を営む会社は、独自の企業分析によって株価が上昇する銘柄を推奨するものだと思いますが、他所から何らかの情報を集めるとしている時点で企業分析の力が無いと言っているようなものです。
【その2プライベートサポート】
投資情報の提供だけではなく将来設計などもサポートするとしています。
将来設計とは何を指すのかわかりませんが、投資でお金を増やす事とでも言いたいのかもしれません。
【その3損失防止】
普通投資会社では情報を守るセキュリティを敷いているそうですが、そのレベルが低い会社は内部・外部に情報がもれてしまうとしています。
他投資会社では41%情報が漏洩して目標が達成できていないが、シンクタンク(ThinkTank)では0.4%しか情報漏洩がないとしています。
他投資会社の41%情報が漏洩するというデータをどうやって測ったのでしょうか?
仮にシンクタンク(ThinkTank)の言う情報漏洩なるものがあったとします。
他社でどの程度情報漏洩があるかなどシンクタンク(ThinkTank)にわかるはずがありません。
この時点で作り話なのではなと考えるのが普通です。
【その4国内有数の投資システムと投資スタッフ】
シンクタンク(ThinkTank)ではヘッドハンティングで優秀なスタッフを集めているとしています。
ここで気になるのが、『投資会社スタッフの格付け』なるものを記載している所です。
「運営」「分析」「情報収集」「情報保全」「対外交渉」という項目で10点満点で採点しグラフで表記しています。
そもそも「分析」以外の項目が何を指すのかさっぱりわかりませんが、ここではシンクタンク(ThinkTank)と大手5社平均と中堅10社平均とで比較を行っています。
この採点・格付けが2015年に投資協会が調査したものとしています。
投資信託協会や国際投資家協会という団体は存在しますが、投資協会とはいうのはどこのどういった団体なのかまったく不明です。
シンクタンク(ThinkTank)が選ばれる理由
『選ばれる理由』というページがあります。
ここにはシンクタンク(ThinkTank)が会員から選ばれる理由として3つの特徴があるからだとしています。
【オーダー式投資プランニング】
3年で富裕層を目指すというような内容の事が書かれていますが、オーダー式というものが何なのか文章を読んでもさっぱり理解できません。
【富裕層とのコネクション】
富裕層とコネを持つ事で「有益情報の独占」「信憑性・成功率の高さ」「有力ファンドとの共生関係」が生まれるとしています。
【専門スタッフがサポート】
資金運用額1000万円以上、資金運用歴10年以上のスタッフがサポートするとしていますが、金融商品取引業無登録業者は絶対サポートが充実している事をアピールしますね。
シンクタンク(ThinkTank)に対する古山の評価
前身であるTheme時代の今年6月に運営会社である株式会社フライトが財務局から警告を受けたタイミング。
Themeからシンクタンク(ThinkTank)へとリニューアルをした時期が翌月の7月であるという事を考えると、3社と合併をしたという理由を付けていますが単純に財務局の目を欺く為のサイト名変更という事でしょう。
断言してもいいですが、3社と合併した事実等絶対ありません。
シンクタンク(ThinkTank)に具体的にどこの投資会社と合併したのかを聞いても絶対に答えないでしょう。
これを考えるに、シンクタンク(ThinkTank)がサイト上で言っている事は全てデタラメであると断言できます。
おそらく株式投資情報会社としての実力はまったく備わっていないものと考えられます。
現在このサイトの利用を検討中という場合は絶対に利用は避けるべきです。
シンクタンク(ThinkTank)の口コミ募集
以上が、シンクタンク(ThinkTank)という株式投資情報サイトを実際に登録ログインしてみてのレポートです。
違法行為を行う業者ですが、利用した事があるという人からの情報をお待ちしてます。
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