ミリオンストック投資顧問の口コミや評判を確かめよう!

どうも古山です。

今日は2017年1月16日の月曜日です。

少し遅いですが、明けましておめでとうございます。

2017年最初の記事投稿です。

昨年のアメリカ大統領選挙以降、円相場が円安に振れて株高の状況がトレンドになっています。

株価も先月から横ばいという感じですね。

ただ年明けからジリジリと下がっているのが気になる所、やはりトランプ氏の大統領就任が近づいてきた影響で投資家も大きく動きづらい状況なのかもしれません。

実際1月20日の大統領就任が近づいてきているわけですが、トランプ政権の陣容を見てみると、対中強硬派が多いようで、今年中国と一悶着あるかもしれません。

そうした時にアメリカ側の日本の企業で、中国との取引が主要事業の企業にはかなり大きな影響が出るかもしれません。

アメリカのリーダーが変わる時期は、経済的にも変化が出る時期なのは確かなので、今後の経済動向をしっかりと分析していきたいと思います。

さて、今回の記事ではミリオンストック投資顧問という株式投資情報サイトについて書いていこうと思います。

新しいサイトかと思い、いつものフリーメールアドレスで登録試みた所、『ご入力頂いたメールアドレスは、既に無料登録のお申込みを受付けております。』

という表示が出ました。

このサイトに、無料登録の申込をした覚えはなかったので、金商を取得しているサイトなのに、不正に私のアドレスデータを入手しているのか?

と一瞬思いましたが、念のためフリーメールアドレスのメールボックスを、million-stock.jpのドメインで検索をかけて確認した所、1月10日にジャパン・ストック・トレードというサイトから『商号変更、サイトリニューアルのお知らせ』というメールが来ていました。

そのメールにジャパン・ストック・トレードが、ミリオンストック投資顧問にリニューアルをした旨が記載してありました。

ジャパン・ストック・トレードの記事はこちら

勝つ為の投資情報を提供してくれるとの事ですが、とりあえずどんなサイトなのか見ていきたいと思います。

株式会社CELLの行政処分

ミリオンストック投資顧問というサイトがどういうサイトなのか見ていく前に、触れる事があります。

メールを確認した後で、念の為、リニューアル前のジャパン・ストック・トレードのURLのhttp://jst-trade.jp/にアクセスをした所、『サイト統合のお知らせ』という表記で、下記内容の事が書かれてありました。

『コンプライアンス強化に向けて弊社運営サイト「ジャパン・ストック・トレード」「日本証券投資顧問」の両サイトは統合し、「ミリオンストック投資顧問」にリニューアル致しました。』

商号を株式会社CELLから株式会社NEOに変更した事と、運営している2サイトを統合したという案内が来ていました。

少し気になったので、この2サイトの運営会社で商号変更前の『株式会社CELL』を調べてみた所、昨年の12月2日付で関東財務局から業務停止命令が出ていました。

関東財務局のページには下記の記述があります。

関東財務局・株式会社CELLに対する行政処分についてより
『顧客に対し、当社が仕手筋に関する情報やヘッジファンド介入に関する情報等、特別な情報を第三者等から入手している旨の虚偽の内容を告げて勧誘を行っていた』

『投資顧問契約の契約者の人数を限定する意思がないにもかかわらず、「先着○名様」と記載するなどの虚偽の内容を告げていた。』

『「必ず○万円の利益!」などと不確実な事項について必ず利益が上がる旨を告げ、投資者の投資意欲をあおった勧誘を行っている状況が認められた』

これらの行為は、金融商品取引法違反ですので、金融商品取引法第52条の規定に基づいて行政処分を受けたようです。

金融商品取引法違反の内容

上記の財務局のページで記述されていた内容から、仕手筋の情報を仕入れたとして、銘柄情報を提供すると顧客に案内していたようです。

それがまったくの虚偽の内容であったという事が判明したのかもしれませんね。

基本的に私は仕手筋・ヘッジファンドの介入情報といった情報を仕入れて顧客に提供するとしているサイトは、そのほとんどがまったくのデタラメな虚偽な情報を提供していると判断しています。

金商取得しているサイトが、このような事を謳って顧客に情報を販売していた事に驚きを覚えます。

また、人数を限定して販売するとしていた情報が、実際には限定販売ではなく利用者全てに情報を提供していたようです。

先着順にする事で、早期情報購入を促したかったのかもしれません。

限定販売は、ちょっとしたプレミア感も出ますから、販売促進に繋がる効果があるのかもしれません。

行政処分の内容

処分の内容はこちらです。

関東財務局・株式会社CELLに対する行政処分についてより
(1) 業務停止命令
新たな投資顧問契約に係る勧誘・契約締結を平成28年12月2日から平成29年1月1日まで停止すること。

(2) 業務改善命令
1) 本件の発生原因を分析し、適切な業務運営態勢及び内部管理態勢の構築を含む再発防止策を策定・実施すること。
2) 全ての顧客に対し、今回の行政処分の内容を説明し、適切な対応を行うこと。
3) 本件法令違反行為の責任の所在を明確にすること。
4) 上記1)から3)について、具体的な改善策を平成29年1月4日(水)まで(改善策が策定・実施され次第随時)に書面で報告すること。

気になる事は、2)の顧客に対しての処分の内容説明の部分ですかね。

普段、ジャパン・ストック・トレードからのメールを確認していなかったので、念のため確認してみた所、業務停止期間中も週に2回程メールが配信されてきていました。

私の認識では、きちんとした投資顧問会社であれば、財務局から指導が入った場合はその旨を顧客に対して丁寧に説明をしてくれるものだと考えています。

しかし、財務局から業務停止命令が出たという事の案内メールは来ていませんでした。

配信されてくるメールの文章の中に『※業務停止期間中に付き新たな契約はお受けできません。』という一文を差し込んでいるだけでした。

これでは、何の業務停止なのかまったくわかりません。

業務停止という言葉だけでは、財務局から業務停止命令が出ているとは思っていなかった顧客の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ましてや、今回のように商号変更やサイトリニューアルが行われたという事で、その為の業務停止であったと誤解する方もいるかもしれません。

私自身、このサイトでは有料情報を利用しておりませんので、サイト側から見れば顧客に該当しないと判断がされているかもしれませんが、公的機関からの行政指導をサイトの会員に対して詳しく説明しない理由はなんなのでしょうか?

顧客に対しての行政処分の内容説明に関して、財務局にどのように報告を行ったのか気になります。

ミリオンストック投資顧問の登録前コンテンツ

ミリオンストック投資顧問

上記に行政処分に関して記述しましたが、ここからはリニューアル後のサイトに関して記述していきます。

登録前のページで一番目を引くのは、最高顧問の橋本明男氏です。

写真が大きくTOPページに出ています。

ジャパン・ストック・トレードでは、この橋本明男氏は、投資助言担当という事でしたが、このサイトでは最高顧問となっています。

TOPページに橋本氏の経歴は、独自のチャート分析歴30年以上のベテランチャーチストと書かれてありました。

専任アドバイザーの堀篤氏の経歴には、野村證券で営業・商品企画・IPOコンサルティング・M&Aの業務を行い、上場企業2社の役員を経てアドバイザー就任としっかりと経歴が書かれていました。

橋本氏は、金融業界での業務経験は無いのかもしれません。

それでは、気になる特商法の表記とコンテンツを見ていきましょう。

特商法の表記

  • 販売業者:株式会社NEO
  • 運営責任者:記載無し
  • 住所:東京都渋谷区渋谷 3-26-18 矢倉ビル 5F
  • 連絡先:info@ask.million-stock.jp
  • URL:http://million-stock.jp/

株式会社CELL時代には、運営責任者がGAO YUNFEIという名が記載されてありました。

日本人ではない名前の記載があったわけですが、今回はその名前も消えて、責任者の記載が無い状態です。

ちなみに、最高顧問として橋本氏がサイト的にプッシュされていますが、運営責任者の記載がありませんでした。

橋本氏は責任者ではないようです。

MSIとは?

このサイトの説明ページのようです。

内容を確認してみましたが、株価変動の要因として、『マクロ要因』と『ミクロ要因』に関しての記述。

基本スタイルとしてスイングトレードを採用しているという点。

買い付け、利食い、損切りなどの各ポイントの売買指示に関しての記述。

これらを見るに、リニューアル前のジャパン・ストック・トレードのサイト説明ページに記載されてあった事と同じ内容が記述されているようです。

リニューアル前もサイト説明ページには、仕手筋の情報を仕入れるといった事は書かれてありませんでしたが、実際提供されていた情報は、虚偽情報。

どういった情報が提供されるのかこの時点で明記をして欲しい所です。

提供プラン

【スタンダード会員】
1ヶ月コース( 30日)契約:30,000円
3ヶ月コース( 90日)契約:80,000円
6ヶ月コース(180日)契約:150,000円

MSI推奨銘柄にてAプラン銘柄を配信
株価上昇率5%以上を設定
取り組み期間:1~5営業日程度
一週おきに2銘柄をトレードしていくイメージ。

【マスター会員】
1ヶ月コース( 30日)契約:100,000円
3ヶ月コース( 90日)契約:250,000円
6ヶ月コース(180日)契約:450,000円

MSI推奨銘柄にてBプラン銘柄を配信
株価上昇率10%以上を設定
取り組み期間:1~5営業日程度
毎週1本銘柄を提供。

【エグゼクティブ会員】
1ヶ月コース( 30日)契約:200,000円
3ヶ月コース( 90日)契約:500,000円
6ヶ月コース(180日)契約:900,000円

MSI推奨銘柄にてCプラン銘柄を配信
株価上昇率20%以上を設定
取り組み期間:1~5営業日程度
毎週1本銘柄を提供。

【成功報酬会員コース】
半年コース(180日)契約:500,000円
1年コース(360日)契約:900,000円

【シングルスポット会員】
MSI推奨銘柄にてスポット銘柄を配信
株価上昇率30%以上を設定
取り組み期間:キャンペーン内容による

基本的には、「成功報酬会員コース」以外は、ジャパン・ストック・トレードで用意されてあったプラン内容と同じ価格と内容となっているようです。

成功報酬会員コースは、入会料プラス提供情報で利益が出た場合に、純利益の20%を支払う形のようです。

気になる箇所として、「シングルスポット会員」のページに『仕手株情報』を提供すると書かれてある事です。

仕手株情報だと虚偽を告げて顧客に情報を提供していたとして、先月行政処分を受けたばかりのはずの業者が、リニューアル前のサイトと同じ内容の表記をしている時点で、財務局からの業務改善命令を無視していると言えるのではないでしょうか?

各プランのさらに詳しい内容はジャパン・ストック・トレードの記事に書いてありますので確認してみて下さい。

ジャパン・ストック・トレードの記事はこちら

ミリオンストック投資顧問の登録後のコンテンツ

  • 株価材料/注目の個別銘柄動向
  • 株式投資関連最新News!!
  • 相場コラム『わしの罫線』
  • 兜町発信!情報通の早耳コラム
  • 無料推奨プラン

登録前のページから新に加わっているコンテンツとして、上記のものが確認できます。

「株価材料/注目の個別銘柄動向」と「株式投資関連最新News!!」に関しては、レーティングの発表があった銘柄、材料の発表があった銘柄を掲載していたり、株価に影響のありそうなニュースを取り上げていたりしています。

基本的には、このサイト内で確認せずともインターネット上で確認ができる情報を取り上げているのみという形のようです。

二つのコラムは橋本氏と堀氏のコラムとなっていますね。

堀氏のコラムは不定期更新のようですが、橋本氏のものに関しては1月10日以降、現在の所は市場が開いている日は必ず更新されています。

無料推奨プランに関しては、私が確認した1月16日現在は、FPG「7148」を1月13日19時の時点で推奨しています。

ミリオンストック投資顧問に対する古山の評価

正直いって、業務停止命令と業務改善命令という行政処分を財務局から受けた後、一月程での商号変更とサイトリニューアルは気になりますね。

元々仕手株の情報を仕入れたと、虚偽の情報を販売していた事が、公的機関の保証付きで明らかになってしまったわけですから、そうした業者を今後信頼できるかというと個人的にはできません。

その上、サイト内の表記等を変更するのにこの際リニューアルというのは理解できますが、商号変更までしてしまうのには、この件を隠してサイトを運営していく気を感じてしまいます。

ちなみに、仕手株の情報だと虚偽の情報を販売していたとなると、詐欺罪にも問われるような案件ではないかと思うのですが、行政処分前に仕手株の情報と言われて情報を購入した方は、返金を求める事が可能なのではないでしょうか?

ミリオンストック投資顧問の口コミ

以上が、ミリオンストック投資顧問という株式投資情報サイトの、登録してみてのレポートです。

勝つ為の投資情報を提供してくれるとの事ですが、利用した事があるという人からの情報をお待ちしてます。

サイトを利用しての感想や評価を下のコメント欄に書き込みを願いします。

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